サービサーからの買い戻しに成功し、経営権を取り戻すとともに抜本的に財務の改善を果たした例

サービサーからの買い戻しに成功し、経営権を取り戻すとともに抜本的に財務の改善を果たした例

 宿泊業。売上1億円、実質債務超過5億円。

 膨大な債務超過に陥っていた。メインバンクは元本棚上げと金利減免の支援をしてくれていたが、減免されたとはいえ支払う金利は売上の10%を優に超えていた。

 資金繰りは常に火の車、毎月毎月綱渡りの状況で、経営者は出口の見えない困窮状態に疲れ果てていた。そのような折、メインバンクからサービサーへ同社の債権を売却したという知らせが届く。

 最大のピンチであり、また同時にチャンスであった。サービサーと買取について交渉を開始するとともに、事業計画書を作成しBK回りをし、買取資金の支援をしてくれるBKを探し出す。

 事業計画の策定、サービサーとの買取価格の交渉、競合先の登場とその対応、支援BKに対する説明等に苦心するも、それらを乗り越え買い戻しに成功。

 新会社を設立しサービサーから事業用資産を受け入れ、事業を引き継ぐ。

 莫大な借入と債務超過に苦しんでいた会社は、借入水準の適正化と債務超過が解消し再生。

 金策に追われる日々を送っていた社長は前向きな業務に注力できるようになり、売上も計画以上に増加。以降現在まで健全に経営を続けている。